コンクール中止に関してのマウント
コンクールの中止に対してマウントを取るかのように音楽の楽しみを押し付けようとする人が現れています。
コンクールがなくなっても、
「演奏自体が楽しいなら関係ないし、本来の楽しみに気付こう」ってのは一見正論なんですが、言われた方は気分が非常に悪いですよね。
そこで分かりやすくこの一見正論に思える意見がどのようにズレているか例えて話てみたいと思います。
いつもご褒美やお祝いに、お気に入りの洋菓子屋に美味しいケーキを買いに行っているとしましょう。
特にお気に入りはそのお店のチーズケーキだとします。
テスト勉強との戦いを終え、豊かな香りと、きめ細かな生地のしっとりとした舌触りを想像しながらそのケーキを求めお店へ向かいます。
ところがその時お気に入りの商品がなかったとしたら、、、?
その時に、「ケーキは本来、バターや焼き目の風味や、生地のきめ細かさや、ホイップの滑らかさを楽しむ物だからショートケーキで良いでしょう?」って言われたところで到底納得できる訳無いじゃないですか。
かと言って代わりにコンビニのポソポソとしたクソマズいやつを買ったところで満足できるはずもないですよね。
時間がたてば買えるとか、ケーキの本来の楽しみなんてのは、今その瞬間の事なんて何にも考えてない訳ですよ。
コンクールは楽しくないって意見の人は、俺そもそも甘い物嫌いなんだよねって言ってるようなもんですし、もしマウントを取りたいと考えているなら共感するような発言が必要だと僕は思います。
これ飲み屋で女の子にアピールしたくて饒舌になり過ぎるおっさんの悪い癖だと思いますよ。
格好良いどころか鬱陶しいと思われてますよ。