吹奏楽版とかについて
吹奏楽版だとか、オケ版について話すと、必ず「優劣」を語りたがる人っていますよね。
根本的に同じ物でも、需要に対して媒体を変えるなんてよくある話だと思うんですよ。
人気漫画が出てきたときを考えてみれば一目瞭然でしょう。
アニメ化に、ゲーム化、映画化、実写化などなど、、、
漫画とアニメ両方を楽しむ層も多くいます。
一方で、「漫画だったら見ないけどアニメだったら見るわ」っとか、「アニメ放送は怠いけど実写なら見るわ」みたいな層もいます。
こうして新たに需要を取り込みながらコンテンツを育てているだけで、漫画よりアニメの方が優れてるとかってあんまり関係ないと思うんですよ。育って人気が出れば他の人も寄ってきますし。
別にクラシックだって演奏会が全てではなくて、CDだったり、演奏団体であったり、指揮者であったり、ピリオド奏法などのジャンルであったり、、、
その中にただ単に器楽アンサンブルと言うコンテンツが存在して、アマチュアが楽しむと言うニーズが存在するってだけの話だと思うんですよ。
全ての製品が何かに優っているから売れている訳じゃないんですよ。
これって結局、物の優劣を盾にしているだけで、自分が優位であるって言いたいだけなんじゃないかなーって思ってます。
そのためだけにニーズの否定をするのってどうかと思います。
まあ、「だからこそ自分に任せて貰えれば間違いないんです!!」と言うマーケティングだったらポジショントーク的に仕方ないですけどね笑